検索エンジンに大きな変化
Googleは2019年10月25日、Google検索で自然言語処理「BERT( Bidirectional Encoder Representations from Transformers )」を採用し 「過去5年間で最も大きな躍進をもたらした」と発表しました。まずは英語での検索に対しての採用となり、今後他言語での検索にも採用されます。(日本語への対応時期は不明)
音声検索の進化
なにがどう躍進したかというとBERTにより「中央区で内視鏡のできるクリニックはどこ?」のような会話的な検索テキストでの検索結果の精度が大きく向上しました。これはつまり音声検索の精度の向上でもあります。
これまでは長い会話型クエリなどでの検索では意図した結果を得られない場合が多かったのが、BERTにより文脈を理解した結果が表示されるようになるということです。
これは「札幌 内科 おすすめ」のような単なる単語の羅列ではなく「札幌でおすすめの内科はどこ?」のような会話的・説明的な検索テキスト入力への対策をGoogleが重視しているということなので、評価されやすいウェブサイトのページタイトルも変わります。
・・・つまりウェブの企画や制作に関わる者は「とりあえず」「今まど通り」なんてサボっているとうまくいかなくなります。
Googleが実現しようとしている世界のルール、哲学、判断基準に沿ったウェブの企画/運用を。
WSJの記事を貼っておきます。